2018/06/12 【コラム:見習い大工のうんちく】鳥休み
Pocket
LINEで送る

鳥休み

日本列島が、本格的な梅雨シーズンに突入しました。
高温多湿で雨が多い日本で暮らしていることを実感する季節ですよね。

 

梅雨や台風の季節に気になるのは、雨漏りなどのトラブル。
実は大工にとって、雨仕舞いは非常に神経を使うポイントなのです。

 

そういうわけで、今回のうんちくは屋根についてです。

 

雨が多い日本の気候風土に適応させることが課題だった日本の建築は、よく屋根の建築と言われます。
西洋は壁の建築、日本は屋根の建築 と。

 

勾配がある大きな屋根と深い軒が、風雨や日光から家を守り、また人の暮らしも包んできたのですね。

 

日本の原風景を問われると思い浮かぶような、茅葺屋根の民家がある里山の風景を目にすることは
さすがに難しくなってしまいましたが、神社仏閣でみられるような重厚な瓦葺きの屋根や、
趣ある桧皮葺の屋根がつくる表情には、長い営みの中で培われてきた日本建築の美意識が感じられます。

 

さて、タイトルにある『鳥休み』とは、屋根瓦の呼び名なのですが、ご存知でしたか?

 

鬼瓦の上に、ちょんまげのように飛び出した瓦をこのように呼びます。
鬼瓦の上に鳥がフンをしないように、わざわざ定位置を作ってあげたとは……、
なんという細やかな気遣いでしょう。粋ですよね!

 

こんな気遣いを知っていると、屋根に鳥が止まっている風景を目にするだけでも、なんとなくほっこりしそうです。

 

雨の季節だからといって足元ばかり見ずに、上を見上げて、是非屋根の表情を楽しんでみてくださいね。

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
◎匠アカデミージャパンの最新講座情報はこちらです
http://www.takumi-ac.jp/topics/?cat=6

◎匠アカデミー理事長の笹川から、週1回、匠アカデミーの
メールマガジンをお届けしています!

・セカンドキャリアについて
・「人生第二幕 生き生きしている人」インタビュー
・最新の講座
など、さまざまなお役立ち情報や匠通信を配信しております。
登録はこちらから!
http://www.takumi-ac.jp/mailmagazine/index.php

________________________________
匠アカデミージャパン リノベーターズ
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-11-8河上ビル7F
TEL:03-5332-5517
理事長 笹川 祐子 / Yuko Sasagawa
◆匠アカデミージャパンHP
URL:http://www.takumi-ac.jp/
◆匠アカデミー事務局
Mail:takumiacademy@imagineplus.co.jp
◆イマジンプラス社長笹川祐子の感謝ブログ
URL:http://www.imagineplus.co.jp/thanks/

Pocket
LINEで送る

Copyright © 株式会社イマジンプラス All Rights Reserved.