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【コラム】知っているとちょっと自慢出来る⁉︎ 見習い大工のうんちく【たたみ編 vol.3】

2017.12.01

見習い大工のうんちくコラム

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見習い大工のうんちく【たたみ編 vol.3】

畳には、敷き方のルールがありますね。ご存知の方も多いかと思います。
 
例えば、祝儀敷きと不祝儀敷き。
昔は吉凶で畳の敷き方を区別していました。

祝儀敷きは、畳の角が一箇所に集まらないようにT字状に合わせていくのに対し、
不祝儀敷きは、畳の角が十字に集まるように敷きます。

 
また、床の間の前の畳を、床の間に並行に敷くことも良く知られている決まりです。
 
これは、上座にあたる床の間の前に座る主客が、畳の縁の上に座らないようにするためや、
床の間の生花や掛け軸を鑑賞する際、
座ったまま膝を滑らせる方向と、
畳の繊維の向きを合わせることによって、動作を楽にし、
かつ畳表がすり切れるのを防ぐための配慮です。

 
人の動作と畳の繊維方向とを合わせるという同様の配慮から、
部屋の出入り口の畳も、出入り口に並行に敷きます。

 
この敷き方の意味、さらに深めていくと、日本人の美の感性に触れることができます。
 
祝儀敷き(通常の敷き方)のように、畳を交互に敷くことで、
畳の目も縦横が互い違いになります。

この目の方向の違いが、光によって、縦横の独特の陰影をつくりだすのです。
一方向に敷くと、平滑にみえる畳が、目の違いを生かすことで、
光によって刻一刻と表情を変化させていくというわけ。

 
床の間前の畳もしかり。
光が畳の目に直角に入るため、光の当たり方によって線の美しさが強調され、
床の間を引き立てる狙いがある、というのです。

 
こうした日本人の細やかな感性、現代人にもまだちゃんと残っているのでしょうかね…。
 

 
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