コラム

【デザイナーコラム】もう一つのポーランド

2018.06.29

見習い大工のうんちくコラム

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 もう一つのポーランド

サッカーW杯一次予選で日本の対戦相手となったポーランド。
この国について、普段どのようなイメージをもっていますか?
 
ショパンを生んだ国?キュリー夫人の祖国?
 
いずれもクリエイティブな才能を生んだ国という印象ですが、他にも「ものづくりの国」という
一面も持っていることはご存知でしょうか?

 
カフェやビストロなどで、誰もが必ず一度は座ったことがあるのではないかというほどの定番
であり傑作、THONET(トーネット)のベントウッドチェア(曲木椅子)。
この有名な椅子、実はポーランドでも作られていました。

曲木(まげき)とは、19世紀中頃にドイツのミヒャエル・トーネットによって考案された手法で、
木材を蒸気で熱して柔らかくしたものを、金型に沿って曲げ成形するというもの。

この技術によって、美しい曲線をもった椅子が次々にデザイン・製作され、さらにノックダウン
(組み立て)形式の採用により、大量生産や輸送が可能になったことも世界中にトーネットの椅子が
広まった要因となりました。

 
曲木椅子の材料となるブナを求めてトーネットの工場は各地に増え、そして良質なブナと豊富な労働力
を求め、
やがてポーランドにも生産拠点がおかれるようになったのです。
 
今でもポーランド製トーネットは、品質的にも材質的にも良質な商品としてのステイタスを保っていると
言えるでしょう。

 
また、ポーランドのものづくりと言えば忘れてはいけないのが、「ポーリッシュポタリー」の名で
親しまれている
愛らしい陶器の食器。


素朴な独特の味わいがあるポーリッシュポタリーは、すべて伝統的な柄のスタンプと手描きによる
ハンドメイド。食卓に一つ置かれているだけで、暖かいお料理が一品加わったような気分にさせてくれる
とても素敵な食器です。  

 
大きくて無骨(失礼!)なポーランドのサッカー選手からは遠いイメージかもしれませんが、丁寧で素朴な
ものづくりの精神をもつ彼らの違った面も知っていると、負けても勝っても!親近感が湧いてきませんか?

 
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