コラム

【デザイナーコラム】売れる照明はどっち?

2018.08.16

デザイナーコラム

SNSでシェアする

売れる照明はどっち?

「どこかに安く手に入る空き家がないかなあ?」
福祉関連のNPOを運営している友人から、新しい施設のための物件を探しているという話を
持ちかけられ、日本の空き家事情について勉強をする機会を得ました。

全国には約800万戸もの空き家が存在し、
そのうちの実に約300万戸が(賃貸住宅の空室等とは異なる)住む人がいなくなった空き家に
なっているといいます。
増え続ける空き家は、建物の破損や腐朽等の危険性、不審者の侵入や害虫の発生など、
周辺環境の悪化をもたらし大きな社会問題となっています。

買いたい、借りたいという人がいるのに、売りたい、貸したい人とのミスマッチで、空き家市場が
動かないというジレンマ。
税制の問題も絡み、国や自治体が主体になって根気のいる対策が必要という厳しい現状が少しずつ
見えてきました。

さて、前置きが長くなりましたが、タイトルの照明のはなし。

購入した空き家関連の書籍の中に、ある不動産会社が年季の入った空き家を売るためのノウハウを
解説しているくだりがあったのですが、それによると、

まず内見にきたお客様が部屋に入った瞬間に、ピカッと明るい照明の部屋にする事が肝(きも)!で、
ブレーカーをオンにした瞬間に、全灯が光る劇場型演出も効果があるのだとか。

蛍光灯の白い光が部屋の隅々まで照らしているお部屋が、パッと目の前に現れると大変印象が良い
のだそう。

う〜ん、ピカッと明るいか…

プランナーやデザイナー的な立場、つまり住まいをつくる立場からすれば、局所照明を取り入れることで
必要以上に明るくせず、心地よさを優先した照明計画を提案するところですが、

売ることが最大ミッションの立場と、より快適な住空間をつくり提供したい立場、とで照明に対する
感性には違いがある、という一面を見たように感じました。

新築住宅にこそ一番の値打ちがある、という価値観が根強い日本の住宅市場において、打ち捨てられた
中古物件、さらに住み手がつかない老朽化した空き家に価値を持たせるにはかなりの演出が必要になるの
でしょう。ピカッと明るい照明も演出の1つ。

売れる照明=理想の照明 なのか?

判定は下せませんが、
売れる家に照明の力あり、ということに間違いはないようです。

▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
◎匠アカデミージャパンの最新講座情報はこちらです
https://www.takumi-ac.jp/course/
◎匠アカデミー理事長の笹川から、週1回、匠アカデミーのメールマガジンをお届けしています!
・セカンドキャリアについて
・「人生第二幕 生き生きしている人」インタビュー
・最新の講座
など、さまざまなお役立ち情報や匠通信を配信しております。
登録はこちらから!
https://www.takumi-ac.jp/#index_mailmagazine
——————————
【お問い合わせ先/Contact】
匠アカデミージャパン事務局 (Takumi Academy Japan)
TEL : 03-5332-5517
Mail: takumiacademy@imagineplus.co.jp
URL : https://www.takumi-ac.jp/
【運営会社/Operated by】
株式会社イマジンプラス(Imagine Plus Co. Ltd)
URL : http://www.imagineplus.co.jp
【事務局運営/Secretariat】
株式会社イマジンネクスト(Imagine Next Co. Ltd)
URL : http://www.imaginenext.co.jp